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残雪の上に「戦争するな」「森を壊すな」のボードを並べる午後

気を遣わせては、と思って誰にも連絡をしないで出かけた。道の両端には積み上げられた雪塊。ところが、だ。定刻前に大きなボードを抱えて、メンバーはニコニコ顔で現れ、いつものように手慣れた店開き。

インフルエンザで学級閉鎖の、中学生の帰宅で通りは賑やか。明るい談笑にホットする。図書館などへの人は、足元が悪いせいかいつもより少なめ。行きかう車と人はなぜか黒色の装いが多い。いつも小さな犬を連れて通る人。眺めているだけで楽しい光景。

かくして恒例の水曜スタンディングは、瞬く間に終わり、厳しく問われることもなく過ぎた午後でした。

また来週に!

「原発事故を風化させないで」ー横浜地裁で意見陳述した友人からの便り

一面の雪景色。昼過ぎには、庭木の枝についたのは溶けたが、休みながらの雪かきに追われた日でした。

夕方、ポストを見たら、懐かしいBさんからのハガキが。神奈川で原発事故を問う裁判に、取り組んでいる近況を知らせてくれたのです。地裁に傍聴に出かけたこともあるのに、この頃はまったく動けずで、すっかりご無沙汰。

原告本人尋問があり、「自分で何を失ったのか」「言葉にして表現することの難しさ」を綴って、伝えてくれました。90歳を超えた、病気の父を伴っての家族での避難、手厚く看護して、そして見送った歳月。記憶にあるBさんの神奈川での暮らしが、季節と共に私の胸に迫ってきます。

「風化させないで」の気持ちは、あの福島県の浜通り地方に住んでいた、多くの方々の素朴な想いでしょう。何をもってその気持ちに応えるか?問われる闇夜です。


オスプレイが飯能上空を通過!本日14時33分、監視目撃情報!

今日の午後は、ストップ入間基地拡張!市民の会の会合でした。なんとその席上、監視行動をしている方から目撃情報が寄せられました。

米軍横田基地に5機飛来していて、毎日飛び回っています。飯能上空と言うことは、瑞穂・二本木と北に來るわけで、入間の上も飛んでいるのでしょう。昨日も目撃されました。

「戦争をする国」に変貌した、このニッポン。自衛隊は平時から、「作戦・立案と運用」の双方で、米軍の指揮下にあり、もう甘ったるい「平和」なまちづくり、どころの話ではありません。

県議会へ「再稼働を求める意見書への抗議文を発送」市内の自民2県議へは質問書

今月10日の「抗議行動」には市民団体としては、賛同が間に合わなかったので、メンバーで相談の結果本日17日対応となりました。市内の自民党・斉藤正明県議と杉島理一郎県議には、まず質問2項目を。回答は1月31日必着。

埼玉県議会の意見書採択には、筆舌に尽くしがたい思いが、「平和の声・行動ネットワーク入間」(代表石毛拓郎)にはあります。

「時に抗う、あと一歩の行動を拡げよう」22日は都内で初のミサイル避難訓練騒ぎ

防災と言う「訓練」に潜む危うさを、正面から明らかにし、行動に現してきた人々は多くはない。私自身、自治体議員として、毎年夏の終わり頃に恒例の、「防災訓練」に欠席も抵抗もせず接してきた。

市内会場の視察もしたし、都や県と合同で実施した訓練には、当時の小泉首相がヘリコプターで現れた。ただ留意したことは、自然災害に限る訓練と自衛隊の不参加、小・中学生を動員しないこと、であつた。

しかし「自衛隊」に関しては、公明党議員の一声で、まず「炊飯車」の参加で突破された。今頃自らの非力を悔いても仕方がないが、この間も関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を承知する人、戦争・基地に向き合い深い感慨を抱く人は、声を上げ続けていた。

それは防災と戦時体制の整備は、表裏一体であることを、歴史から学び採っていた少数派である。そのデモに1,2度でかけはしたが、いま大真面目で政府・都・区が合同の「ミサイル避難訓練」を行う事態を目前にすると、月並みながら懺悔する!

今月22日(月)は、後楽園周辺や東京ドームあたりに、朝鮮半島から飛来・落下するミサイルを想定して、バカ騒ぎ訓練を行う。心配なら半島の体育祭であれ何であれ、機会をつくって安倍首相は飛んで行けよ。トランプに諂うしか道をつけない。

これまでも秋田県・富山県・新潟県などが、同様の訓練をしているが、こうして馴らされていく感覚が怖い。戦時体制の整備である。抵抗し反対すれば、またぞろ「冷笑派」は「アカ」「非国民」「左翼」の短絡思考をまき散らすだろう。

でも、とここで私は思うのです。現在のこの国を少しでも気になる人は、その想いや感じを形にして、何かひとつの行動をと呼びかけたい。もうひとつあと一歩、そんな人々が拡がったなら、、、、。「頑張って」の声は、どうぞご自分にかけてみましょう。







「意見書撤回3130人・141団体の賛同!」埼玉県議会はこの声を胸に刻め!

冷たい風。ボードを翳す手が痛くなった。入間の街に立ちながら、浦和の緊急抗議行動を思い描く。「今頃は県議会に着いて抗議文を渡したかしら?」この地でも選出の県議は2人。じっくり「どうして今、意見書をあげる必要があるのか」を聴きにいかねば。公開で賛成の弁を開陳してもらおう。

採択に廻った自民党県議は52人。無所属県民クラブ8人、無所属1人。忘れまいぞ!この実態を。再稼働を求めた県議会に、意見書撤回を求める声は、これで終わりではない。県内、いや全国いろんな処で、今後もくすぶり続けることだろう。

夕方、参加してきた友人から電話が入った。労いながら、温かい甘酒でも飲みたいね、と話したところ。そうそう、此方の今日のスタンディングは5人でした。マスクをしている私以外、どのメンバーも口元を引き締め、意志ある新年の表情でしたよ。


明日10日、再稼働を求めた埼玉県議会へ「怒りの抗議デモ!」(浦和駅西口12時集合)

このお知らせを拡散してください

原子力発電所の再稼働を求める意見書を採択し、国にあげた、埼玉県議会の暴挙にたいし、明日10日(水)浦和で緊急の抗議デモが行われます。同時に小林哲也県議会議長あてに、膨大な賛同者を付けて「抗議文」を提出します。

賛同者は本日9日24時までに、fax049-290-6604、mal:sirotama@kbf.biglobe.ne.jp、までお送りください。

当日の行動
11時30分~街宣、デモ集合は浦和駅西口12時、15分出発、県庁議会事務局に抗議文提出の後、県政記者クラブで記者会見を2時から行います。






入間の野戦病院・基地拡張反対スタンディングは10日(水)から開始

戦争の足音がする、それどころではない状況。愚鈍な私でもそう感じる。なのに遥かに若い世代の、自分以外の人間の発言や、政治問題に関する受け止め方を、簡単に「冷笑する根源」は、どこに由来しているのだろうか?

私個人の知る限りにおいては、冷笑のセリフを発する人は、押しなべて高学歴。勿論パソコン操作にたけている。それが何故か共通して、中学や高校までに、一通りは歴史の近代・現代を学んできただろうに、と思ってしまうほど、肝心なことは知らない。だから自分が「知らない」と言う認識すらない。

家庭や地域社会で、年長者からの伝承にだって触れたろうに。戦争や震災の惨劇、そして人間の「死」に直面する、そうした場・体験に接すると、年齢を問わずたいがいの生活者が、肉体と感覚のすべてから振り絞る肉声は、周囲の人々の心を打つものだ。そこには「ほんとうのこと」があるからだ。

否定しようが無い、哀しみ・悲しさが共感できるからだが、そうした体験など何もなかったの?と思いつつ先日も特急列車の通路を間に、同じ駅から乗車した見知った知人の会話を盗み聞き。終点の池袋駅までの30分弱。なんかいや~な新年のはじまり、、、、。歳がいもなく、、、、。






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